インドの空港
このページのもくじ
インドの空港は、日本や欧米の空港とは使い勝手が違うところもあります。そんな違いをまとめてみました。
空港の建物に入るときは、搭乗予定の便の航空券(E-ticketの印刷したもの)や身分証の提示を求められます。これらは取り出しやすい場所に入れておきましょう。
このようなチェックがあるため、到着時に建物から出てしまうと再び建物に入ることができません。空港の建物内での両替や買い物があったり、送迎を依頼して建物内で待ち合わせている場合には、建物の外に出ないようにしましょう。
国際線で出国する場合には、出国カードの記載が必要です。出国カードにもインドでの住所を書く欄があるので、宿泊したホテル名などを書けるように準備しておきましょう。また、出国カードに記入する台にはペンなどは置いていないので、ボールペンを1本持参することをお勧めします。
セキュリティチェック自体は、一般的な国際空港と同じ方式です。
インド独特なのが、セキュリティチェックが終わった荷物にはタグを付けて、そのタグに検査済のスタンプを押す、という仕組みです。このタグは、チェックインのときや、手荷物検査の前に荷物の数だけ渡されるので、これを荷物に付けてセキュリティチェックを受けます。付けずにセキュリティチェックを受けると、タグがないではないかと文句を言われます(が、大抵はその場でタグを新しく付けてくれます)。
飛行機に搭乗するときに、この検査済のタグがきちんと付いているかどうかをチェックされることもあるので、このタグは飛行機に乗るまで外さないようにしましょう。
空港にもよりますが、インドでは、チェックインの時点では搭乗口が決まっていないことがあります。そのような場合、搭乗券のゲート欄は空欄で、あとは空港の掲示板などでゲートが確定するのを待つ必要があります。
ところが、インドの飛行機は遅れが日常的なこともあり、飛行機が遅れているといつゲートが案内されるかよく分からないことも少なくありません。そんなときは、ゲートが案内されるまで気長に待つしかありません。
遅れが発生しているときはバタバタするようで、電光掲示板やディスプレイではゲートの案内がないのに、館内放送で搭乗開始のアナウンスが流れるという経験をしたこともあります。このときは、実際に搭乗した搭乗ゲートのディスプレイにも別の便の案内が表示されていたのですが、でも、ゲートの先にいたのは自分が乗る便という状態でした。このような場合は、放送を聞いて状況を把握しないとアウトです。といっても、放送を一言一句聞き取れる必要まではないので、何かの放送の後で一斉に人が動くようなときは、電光掲示板などに動きがなくても、自分の乗る便の搭乗が開始していないか、動いて確認してみるとよいでしょう。
Copyright (C)
2017
イース
初版作成:2013年01月
最終更新:2017年07月