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ドイツ鉄道(DB)

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このページのもくじ

  1. はじめに
  2. インターネットでチケットを買う
  3. 駅の自動販売機でチケットを買う
  4. SバーンとかUバーンって?
  5. 改札/刻印/車内検札
  6. 発車ホームの案内
  7. ICEの注意点
  8. 関連ページ
 

はじめに

 このページの情報は、自力で(代理店を通さずに)チケットを買って電車に乗ることを想定して書いています。ですので、パックツアーで乗車券の手配が必要ない場合や、代理店(カードのコンシェルジュデスクを含む)に依頼してチケットを確保する場合については、少なくともチケットの買い方の情報は役立ちません。
 また、基本的に予約した電車にきちんと乗ることを前提にしているので、旅程を変更するとか、チケットをキャンセルして払い戻すといった事項については扱っていません(そのような経験がなく、書きようがないためです)。

 そんな限られた情報ですが、何かの参考になれば幸いです。

インターネットでチケットを買う

 ドイツ鉄道(DB)のウェブサイト(外部サイト)を開くと、当然ドイツ語のページが出てきます。ですが、ページの一番上にある国選択で"UK/Ireland"、"USA"又は"Germany"を選ぶと英語ページが出ます(ドイツ語は"Deutschland")。この英語ページの操作でドイツ語版と同じ検索結果を得られるので、ドイツ語での操作に自信がないときは英語版で操作するとよいです。

 予約の方法は飛行機などの予約と同じで、出発駅と目的駅、時刻などを入力していきます。なお、ドイツの鉄道は基本的に全て自由席ですが、座席を予約することもできます。座席予約は有料で、4ユーロ余計にかかりますが、週末のICEなどは路線によってはかなり混み合うので、長距離異動では座席予約をお勧めします。

 決済はクレジットカードで行います。車内検札の際に決済に私用したクレジットカードの提示を求められるので、家族名義のカードで決済するといった方法は不可です。必ず乗車する人本人のクレジットカードを使って決済しましょう。

 このサイトから予約するチケットは基本的にセルフ印刷できるので、自宅のプリンターで印刷して行くと楽です。チケットは、↓のような2次元コード付きのもので、A4用紙に印刷するよう指示があります。2次元コードが読めれば問題ないので、印刷は白黒でもカラーでもOKです。



駅の自動販売機でチケットを買う

 ドイツ鉄道の駅には、どこでも基本的に赤いタッチパネル式の自販機(写真↓)があります。



 この自動販売機は高機能なのですが、検索するルートや料金によって出てくる画面が違ったり、色々と複雑です。一通り切符を買う操作を写真に撮ってきたので、あくまで一例ということでご紹介します。ちょっと長くなってしまったので別ページにまとめてみました。

 →ドイツ鉄道(DB)の自動販売機の操作方法

SバーンとかUバーンって?

 ドイツの鉄道は、一般にドイツ鉄道(DB)と言われる長距離列車の他に、都市圏近郊列車のSバーン、地下鉄のUバーンがあります。ただ、ややこしいことに、特にSバーンは遠距離列車と同じ路線を走るものや、同じ形の車両が走るものもあます。

 利用者としては種別にこだわってもあまり意味がないので、目的地に行く列車かどうか、所要時間はどのぐらいかを注意して利用する、という程度の感覚でよいと思います。
 

改札/刻印/車内検札

 DBは、改札のないヨーロッパ大陸方式です。

 刻印の要否はやや分かりにくいです。Sバーン(都市近郊鉄道)やUバーン(地下鉄)では刻印が必要といわれており、実際刻印機(写真↓)が駅に置いてあったりするものの、刻印機に入らないサイズの切符もあったりします。機械に入るなら刻印しておく、というぐらいしか対応策はないような気がします。



 車内改札は頻繁に行われており、ICEを含む遠距離路線では刻印が不要なかわりに必ず改札が回ってきます。

 セルフ印刷のチケットで乗車する場合は、チケットに加えて決済に使ったクレジットカードを検札で提示する必要があります。すぐに取り出せるところに持っておきましょう。

発車ホームの案内

 ドイツ鉄道では、日本と同じで予め列車の発着するホームが決められています。セルフ印刷のチケットでは、何番線に列車が来るかまで表示されており、普通はそこに行けばOKです。

 駅の案内板でも、表示されている全列車について何番線の発車予定かが書いてあります。日本の方式に近いので、イギリスやフランスに比べると安心感があります。

 ただ、数分程度の遅れはよくありますし、遅れの状況によってはホームが変更になることもあります。駅のアナウンスはドイツ語だけということが多いので、電光掲示板をよく見てホームを確認するのが無難です。あとは,周りの人が一斉に動き出したりしたら何らかの変更を疑って掲示板を見直した方がよいでしょう。

ICEの注意点

 ICEは基本的に自由席扱いですが、予約料金4ユーロで座席指定もできます。座席指定なしで飛び乗れるのは気楽でいいのですが、特に週末はかなり混み合う路線もあります。旅行で使うなら予め座席を予約することをお勧めします。逆に空いているときは、同じ車両の中で座席を移ったりしても何も言われません。

 ICEは、列車によっては2本の編成が連結されていることがあります。この場合、2つの編成の間は通り抜けができないので、とりあえず乗ってから車内を移動するということはできません。車両番号などは駅に案内がありますが、電光掲示を含めて確認しておくと安心です。車両番号は車両の入口付近の液晶に表示されているので、乗る前に再びチェックすると安心です。

関連ページ

 
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初版作成:2012年09月 
最終更新:2017年07月