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長距離移動日の注意点

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このページのもくじ

  1. 無理な乗継ぎをしない
  2. 場合によっては前泊も
  3. 初めて訪れる町への移動
  4. 関連ページ
 

無理な乗継ぎをしない

 長距離の移動といっても、東海道新幹線ならたくさん走っているので、乗り遅れても次の新幹線に乗れば何とかなります。でも、新幹線から降りた後で1日に数本しか走っていない路線に乗り換えるような場合、新幹線が大丈夫でもそれだけでは何ともなりません。また、海外旅行では目的地への便は1日に1便しか飛んでいない、ということもザラです。

 こういう回復不能な移動は極力慎重なプランを組みたいものです。まず、どこか1か所で失敗してもリカバーが効くように行程を組むことと、リカバーが効かないところではしっかり乗継時間を確保することが重要です。

 まず、失敗のリカバーです。どこか1か所で乗継ぎに失敗しても、後続の列車やバスで最終的に乗らなければいけない新幹線や飛行機に乗れるようにプランを組んでおくと、気持ちの上でも余裕ができます。

 次に、失敗できない場所での余裕時間です。これは特に長距離国際線の飛行機の乗継ぎに多いのですが、安い航空券を探すと、ときには、「これは無茶じゃないのか?」というような航空券が見つかることもあります。私は、オランダのスキポール空港で50分の乗継ぎという航空券や、フランスのシャルルドゴール空港で1時間の乗継ぎという航空券を見たことがあります。

 そんな航空券でも、航空会社が売っているわけなので、乗継ぎができることになっているのでしょう。でも、広い空港を移動する時間や出入国審査の行列(出入国を伴う場合)を考えると、少しでも飛行機が遅れたらアウトです。行きの飛行機で乗継ぎに失敗しても旅程が減るだけですが、帰りの飛行機で乗継ぎに失敗して、翌日から仕事だったりしたら目も当てられません。特に同行者がいる場合にはケンカの元にもなるので、余裕のない乗継ぎは避けた方が無難です。

場合によっては前泊も

 無理な乗継ぎを避けるための究極の方法が、前泊です。国内旅行でここまでする必要はないと思うので、海外旅行で長距離国際線に乗る場合にほぼ限定される方法だと思いますが、乗遅れを防ぐという意味では有効です。

 ただ、国際空港は町の中心から離れたところにあることが多いので、空港ホテルで前泊すると、何もできない日が1日できてしまうということになりかねません。それでは勿体ないので、いざとなったら空港にタクシーで移動するという心づもりで、市内のホテルに滞在した方が、限られた旅行期間を有効に使えると思います。

初めて訪れる町への移動

 次に、乗り継ぎの話とは打って変わって、知らない町に移動する場合のコツです。

 知らない町に夜到着するような行程を組むと、ホテルにたどり着くまでに大変な思いをすることがあります。夜は交通機関の本数も少なかったりしますし、国によっては夜間の治安があまりよくないこともあります。それに、どんなに地図を調べていっても,夜は道に迷いやすいです。

 そんなこともあるので、初めて訪れる町へはなるべく明るいうちに到着することをお勧めします。季節によって明るい時間帯はかなり違う(ヨーロッパでは、冬は5時前から暗くなってしまいますが、夏は10時頃まで明るいところもあります。)ので、現地の日の出日の入り時刻を調べて、行程に反映させるとよいでしょう。

 どうしても明るい時間帯に到着できない場合、私は、値段が高くても空港ホテルなどのすぐに宿泊できるホテルを予約することが多いです。特に国際線を乗り継いで現地に夜到着するような場合は、体も疲れていて思わぬトラブルに巻き込まれがちです。そういうことにならないように、多少の出費は保険だと割り切っています。

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初版作成:2012年05月 
最終更新:2017年07月