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ロンドンタクシー

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このページのもくじ

  1. はじめに
  2. 乗り方
  3. 支払い
  4. 関連ページ
 

はじめに

 ロンドンといえば、赤い2階建てバスと並んで黒いタクシー,というイメージの方も多いと思います。最近はタクシーも車体広告が増え、黒いロンドンタクシーは少数派になってしまい、また、ミニバンをベースにしたタクシーも時々見かけます。が、今でも↓のようなキャブは健在です。



乗り方

 ロンドンは、ヨーロッパでは珍しく流しでもタクシーが拾えます。車両正面の屋根の真ん中にある「TAXI」マークに電気が付いていれば、そのタクシーは空車です。タクシーを止めるには、タクシーの方を見ながら、車道に向かって水平に手を突き出します。運転手が気付いてくれれば、タクシーは路肩に停まってくれます。

 流しのタクシーに乗る場合も、タクシー乗り場から乗る場合も、まずは助手席の窓ごしに運転手に行き先を伝えます。といっても、細かい住所を会話で伝えるのは大変なので、行き先の住所を書いたメモを渡すのが簡単です。イギリスでは、郵便コード(最大7桁のアルファベットと数字を組み合わせたもの)で行き先の通りが特定できるので、住所をメモに書くときは郵便コードも一緒に書いておくとより効果的です。

 住所を伝えて運転手がOKを出したら、自分で後部座席のドアを開けて乗り込みます。後部座席には、進行方向を向いたベンチシート(定員3)と、逆向きの折りたたみ式シート(定員2)があります。つまり定員は5人です。ただ、ロンドンタクシーにはトランクがなく、荷物も全て客室に入れなければいけません。そのため、大きなスーツケースなどの荷物があると、2〜3人乗ったらいっぱいいっぱいという感じになります。ホテルや空港から大きな荷物を持ってタクシーに乗るときは注意が必要です。

支払い

 目的地に到着したら、お金を払います。旅行ガイドなどでは、タクシーを降りてから助手席越しに支払うと書いてあるものが多く、実際この方法でもOKです。でも実は、降りる前に車内で支払うこともできます(運転席と客席の間はアクリル板で仕切られていますが、お金をやり取りする小窓的なスペースが開いています)。路上で財布を広げたくない場合などは、車内で支払ってしまうのもよいと思います。

 ロンドンタクシーではチップの習慣が生きています。近距離だとメーターの1割前後になるようにお釣りを丸めたりする程度ですが、空港から市内の料金は結構な額になってしまいます。なので、適当に調整して清算後に渡すなり、お釣りの一部を取ってもらう形にするなりするとよいでしょう。

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初版作成:2012年07月 
最終更新:2017年07月