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ヒースロー空港からタクシー

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このページのもくじ

  1. はじめに
  2. 乗り方
  3. 所要時間
  4. 費用
  5. 注意点
  6. 関連ページ
 

はじめに

 どのターミナルも、到着ホールを出たところにタクシー乗り場があります。クリスマス(ほぼ全ての交通機関が運休になります)やストライキといった特別な事情がない限り、タクシーはすぐに捕まると思います。

 タクシーは、特別速いわけでも時間が読めるわけでもなく、それでいて費用は高いです。しかし、荷物を引きずって歩くことなく目的地まで行けるのは大きな魅力です。失敗できない旅行では、市内までタクシーを使うのは良い選択肢だと思います。また、一定以上のランクのホテルに泊まる場合、タクシーで乗り付ける方がスマートだったりすることもあるので、そういう場合にもお勧めです。

乗り方

 タクシーは、まず乗る前に、助手席の窓越しに行き先を伝え、運転手のOKを得てから乗車するシステムになっています。日本から行く場合は、行き先のホテルなどの住所をメモに書いて渡すとよいでしょう。この際に、必ず郵便コード(ロンドンの場合、基本的には2〜3桁+スペース+3桁)を一緒に伝えます。イギリスの郵便コードはストリート毎に割り当てられているので、多くのタクシー運転手はこのコードを見ただけで大まかな行き先を把握できるのです。運転手がOKしたら、後部座席のドアを自分で開けて乗車します。

 目的地に到着したら、お金を払います。旅行ガイドなどでは、タクシーを降りてから助手席越しに支払うと書いてあるものが多く、実際この方法でもOKです。でも実は、降りる前に車内で支払うこともできます(運転席と客席の間はアクリル板で仕切られていますが、お金をやり取りする小窓的なスペースが開いています)。路上で財布を広げたくない場合などは、車内で支払ってしまうのもよいと思います。

 ロンドンタクシーではチップの習慣が生きています。近距離だとメーターの1割前後になるようにお釣りを丸めたりする程度ですが、空港から市内の料金は結構な額になってしまいます。なので、適当に調整して清算後に渡すなり、お釣りの一部を取ってもらう形にするなりするとよいでしょう。

所要時間

 空港から市内までの所要時間は、1時間〜2時間といったところで、行き先及び道路状況に大幅に左右されるのは万国共通です。また、ロンドンの中心部は一方通行が多いので、目的地に近づいてからの所要時間が結構かかることもあります。タクシーを利用する際は時間に余裕を持っておいた方がよいでしょう。
 

費用

 空港から市内までの費用は、平日日中で道路が特に混雑していなかった場合、60〜80ポンドを見ておけばよいかなという感じです。ただ、ロンドン市内は広いので、ヒースロー空港に近い西側エリアと、遠い東側エリアではかなり金額に差が出ます。また、夜間や日祝日は割増運賃になるので、少し多めに見ておく必要があります。

 あれこれ考えると、100ポンド強を目安に、少し多めに現金を持っておくと安心です。

 なお、クレジットカードが使えるタクシーもないわけではないですが、それほど数は多くないので、タクシーに乗るときは現金を用意することをお勧めします。

注意点

 ロンドンタクシーの客室は、後部にベンチシートが3席分、これと向かい合うように折りたたみ式のシートが2席分あり、定員は5人です。

 客室が広めで定員が多いかわりに、基本的にトランクがありません。そのため、荷物は客室に乗せることになります。荷物が多いと5人は乗れません。感覚的には、1人1個のスーツケースを持っている場合、3人乗ればいっぱいいっぱい(場合によっては3人乗れない)ぐらいの感じだと思います。

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初版作成:2012年07月 
最終更新:2017年07月