エディンバラ国際空港は、エディンバラ郊外の空港です。イギリス各地からの路線が充実していることはもちろん、ヨーロッパ各国からの便があり、スコットランド観光の拠点となる空港です。
エディンバラ国際空港は、エディンバラの市街からバスで30分程度のところにあります。空港の近くに鉄道も走っていますが駅がないので、アクセスは基本的にバス一択です。空港行きのバスは頻発しているので、時刻表などはあまり気にしなくて大丈夫です。そしてこのバスは、車内で無料Wifiが使えるので、目的地での旅行情報などを車内で手軽に検索できます。
＜空港から＞
空港の到着ロビーを出るとバス乗り場があります。チケットはターミナル外のバス乗り場にあるチケット売り場（といってもプレハブ小屋のような小さなボックスですが）で買えます。片道と往復（復路は１か月有効）があります。
＜空港へ＞
市街地にいくつかバス停がありますが、一番迷わないのはエディンバラ・ウェーバリー駅（Edinburgh Waverley）の西側を通っている橋の真上にあるバス停（バスの始発）です。ここは、常に空港行きのバスが数台待機していて、順番に発車していきます。
搭乗時のセキュリティチェックは、ヨーロッパの空港で行われている一般的なものです。金属探知機の感度はヒースロー空港と大差ない感じです。
ヨーロッパでの空港のセキュリティチェックについては、
こちらのページをご覧ください。
エディンバラ国際空港の空港免税店は、それなりに充実しています。特にウイスキーの充実度は、さすがスコットランドという感じです。高額ウイスキーは税金も高いので、免税販売は結構お得感があります。そして、ここの免税店は、どういうわけかイギリス国内線やＥＵ域内線に乗る場合も利用できます。
一方で、スコットランドのお土産を買いたいという場合、選択肢がかなり限られます。スコットランドの物品を売る店もあるにはあるのですが、マフラーやラグ、ツイード製品といったスコットランドらしいお土産品の品揃えはかなり限られます。そうしたものを買うなら、エディンバラのロイヤルマイル（エディンバラ城から真っ直ぐ延びる目抜き通り）の店の方が選択肢も多くてよいかもしれません。
エディンバラ国際空港を発着する路線は多いので、色々な形で旅行に組み込むことができると思います。
エディンバラ空港発着路線に乗るときは、是非窓側の席に座ることをお勧めします。というのは、空港の北側にある湾にフォース橋（Forth Bridge ↓写真）という鉄橋とフォース道路橋（Forth Road Bridge）という吊り橋があり、離着陸時に窓から見えることがあるのです。飛行機がどちら向きに離陸／着陸するかで見える向きが変わるので、実際に見られるかどうかは運ですが、空から見る２つの橋はとても綺麗です。夜間もライトアップされていることがあるので、夜のフライトでもチャレンジする価値はあると思います。
