ルートン空港への交通手段は、バスか鉄道です。
<バス>
ロンドンのビクトリア・コーチステーションから、
グリーン・ライン(Greenline)のバス(757系統)が出ています。所要時間は時刻表上は約80〜90分ですが、渋滞することもあるので、2時間程度を見ておいた方が安全です。
このバスはコードシェア便になっていて、グリーンラインのウェブサイトの他、
イージーバス(Easybus)や
ナショナルエクスプレス(National Express)のウェブサイトからもオンライン予約ができます。しかも、それぞれで提示される値段が違います。やや面倒ですが、最安値を狙うならいくつかのサイトで検索してみるのも一案です。オンライン購入したチケットは、自宅のプリンタでセルフ印刷できます。
オンライン購入は便指定ですが、空きがあれば前後の便にも乗れるようです。
<鉄道>
ロンドンのキングスクロス駅(Kings Cross Station)とセントパンクラス駅(St. Pancras Station)の地下ホームから、ルートン空港方面への列車が出ています。セントパンクラス駅を通る列車は、ガトウィック空港からロンドンブリッジ駅などを経由して直通してくるものもあります。
ただし、ルートン空港直結の駅はなく、最寄り駅(Luton Airport Parkway railway station)からシャトルバスで空港に移動することになります。若干面倒な上に、所要時間上のメリットもあまりないので、個人的にはバスの利用をお勧めします。
搭乗時のセキュリティチェックは、ヨーロッパの空港で行われている一般的なものですが、金属探知機の感度はかなり高めです。ロンドンの他の空港では金属探知機に引っかかったことがないのに、ここでは引っかかりました。
ヨーロッパでの空港のセキュリティチェックについては、
こちらのページをご覧ください。
ルートン空港の空港免税店は、お決まりのお酒と化粧品の免税販売がある他は、特に特徴はありません。これといったブランド店もなかったように思いますし、それほどショッピング事情が充実している印象は受けませんでした。
とはいえ免税店はイギリス国内線に乗る場合や、EU内を移動する場合でも利用できるので、格安航空会社で移動するついでにお酒や化粧品を買うという意味ではよいのかもしれません。
ルートン空港から入国したことがないので、正確なところは分かりません。ただ、就航先が基本的にEU域内で、しかも就航便が格安航空会社ばかりなので、おそらく非EU市民用の窓口に長蛇の行列ができることは少ないのではないかと思います。
ルートン空港は比較的コンパクトにまとまった空港ですが、セキュリティチェックが結構厳しめなので、空港入り口から搭乗口までは30分程度の時間を見ておいた方が無難です。格安航空会社は出発の30分前にゲートに着いていないと乗り遅れることもあり、バスで空港に行く場合は遅れの可能性も考慮する必要があります。最低でも1時間30分前、できれば2時間前には到着するようにプランを組みたいところです。
ルートン空港は、ロンドンからそれなりに距離があり、空港までの移動にも時間がかかります。ロンドンから空港への移動にかかる時間やコストを総合的に考えて、本当にお得なのかをよく考えてプランニングすることが大切です。